TOEIC初心者の勉強法|試験の形式から目標スコア別の学習プランまで
就職や転職、昇進の条件として求められることも多い「TOEIC」。これから勉強を始める人の中には、何から手をつければいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。この記事では、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)の基本的な形式と、初心者向けの勉強法、目標スコア別の学習プランを紹介します。
TOEIC L&Rの基本
TOEIC L&Rは、日常生活やビジネスの場面での英語によるコミュニケーション能力を測るテストです。日本では一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が実施しており、多くの企業や大学で英語力の指標として活用されています。
- 問題数:200問(リスニング100問、リーディング100問)
- 試験時間:約2時間(リスニング約45分、リーディング75分)
- スコア:10〜990点(各セクション5〜495点)
- 解答形式:マークシート方式の選択問題
合否ではなくスコアで評価されるため、自分の英語力の伸びを数字で確認できるのが特徴です。
パートごとの特徴
リスニングセクション
- Part 1(写真描写問題):写真を最も適切に描写している英文を選ぶ
- Part 2(応答問題):質問や発言に対する最も適切な応答を選ぶ
- Part 3(会話問題):2〜3人の会話を聞いて設問に答える
- Part 4(説明文問題):アナウンスやスピーチなどを聞いて設問に答える
リーディングセクション
- Part 5(短文穴埋め問題):文法や語彙の知識を問う
- Part 6(長文穴埋め問題):文書の空欄に適切な語句や文を入れる
- Part 7(読解問題):メールや記事、広告などを読んで設問に答える
初心者がまず取り組みたいこと
1. 公式問題集で試験に慣れる
まずは公式問題集を1回分解いて、試験の形式と時間配分を体感しましょう。現在の自分の実力と、苦手なパートを把握することが学習計画の第一歩です。
2. 基礎単語を覚える
TOEICでは、ビジネスや日常でよく使われる単語が繰り返し出題されます。TOEIC向けの単語帳を1冊選び、何度も繰り返して覚えましょう。単語がわかるだけで、リスニングもリーディングも理解度が大きく変わります。
3. 中学・高校レベルの文法を復習する
Part 5の文法問題は、基本的な文法の知識で解ける問題が多くあります。品詞、時制、関係詞などの基礎を固めておくと、得点源にしやすくなります。
4. 毎日英語を聞く
リスニングは毎日少しずつでも続けることが大切です。公式問題集の音声を使って、聞き取れなかった部分をスクリプトで確認し、シャドーイング(音声のすぐ後を追って声に出す練習)をすると効果的です。
目標スコア別の学習プラン
〜500点を目指す
基礎単語と中学レベルの文法の習得を最優先にしましょう。リスニングはPart 1とPart 2で確実に得点できるように練習します。リーディングは、Part 5で知っている単語や文法から解ける問題を落とさないことが大切です。
600点〜700点を目指す
単語帳のレベルを一段上げ、Part 3・4の会話や説明文の流れをつかむ練習をしましょう。設問を先に読んでから音声を聞く「先読み」も身につけたいテクニックです。リーディングでは、Part 7の長文を時間内に読み進めるスピードを意識します。
800点以上を目指す
Part 7をすべて解ききるための速読力と、難しい語彙・言い回しへの対応力が求められます。模試形式で時間を計って解き、本番と同じ集中力を2時間保つ練習も重要です。
勉強を続けるコツ
- 受験日を先に決める:目標の日付があると、学習計画が立てやすくなります。
- スキマ時間を活用する:通勤・通学時間は単語やリスニングの練習にぴったりです。
- 定期的に受験する:スコアの変化を確認することで、モチベーションを保てます。
まとめ
TOEIC L&Rは200問・約2時間のテストで、リスニングとリーディングの力をスコアで測ります。初心者はまず公式問題集で試験に慣れ、単語と文法の基礎を固めることから始めましょう。目標スコアに合わせた学習を続ければ、着実にスコアアップを目指せます。試験日程や受験料などの最新情報は、IIBCの公式サイトで確認してください。
